こんな職場で医療事務の資格が役立つ

医療事務の最大の志望動機は、職場が数多くあることです。代表的な職場として以下の4つの医療機関やそれ以外の職場を紹介します。

 

医療事務の職場は様々。

病院

一般的に病院といえば、歯科、大学病院、クリニックなどの小規模な医療機関を総称して用いるかもしれませんが、ここで言う「病院」とは医療法に基づいてベッド数20床以上の医療機関と定義されます。ですから入院患者を数百名規模で世話できる大病院の医療事務はかなり専門的な働きとなります。それは分業体制が整っているからです。

例えば、大規模な総合病院では、「院長」をトップに、「事務部門」「給食部門」「調剤部門」「看護部門」「診療部門」などがあり、「看護部門」は「外来」「病棟」「手術」など部門に分業化されています。また「診療部門」では「内科」「消化器科」「小児科」「外科」・・・などよく聞く科に細分化されています。ですから総合病院などの大きな病院の医療事務として働く場合は、受付業務だけや、外来クラーク業務だけを専門に担当することがほとんどです。

一方、中規模の病院では、総合病院ほど細かく組織されていないため、医療事務の仕事はその幾つか兼任されます。

病院の組織ー医療事務の仕事

 

診療所

ベッド数が20床以上の医療機関が「病院」と呼ばれるのに対し、20床未満の医療機関は「診療所」と呼ばれています。しばしば「○○診療内科クリニック」とか「○○整形外科医院」と呼ばれる医療機関を見かけますね。いわゆる町医者としての医療機関をイメージすることができます。

 

ですから診療所は病院と違い、病院組織が複雑ではないので医療事務の仕事も分業化されていません。そこで医療事務として働く場合は受付や会計だけでなく、レセプトを作成したり、クラーク業務をしたりと総合的な働きが求められます。

歯科医院

歯科は総合病院の一つの科を占めることがありますが、ほとんどは医科の「診療所」のように小規模な組織です。そこでの医療事務の業務は「診療所」と同じく、診療補助を含めた様々な業務を担当します。

しかし、医科と違い、歯科では全く別の診療報酬点数表が用いられますので、カルテ内容の入力やレセプト作成フォーマットが違います。その点では、歯科での医療事務は病院でのそれとは根本的に違うと言えるかもしれません。とは言っても受付、案内、会計窓口での患者さんとのコミュニケーション能力が求められるのは病院と同じであると言えます。

調剤薬局

医療事務の資格を発揮できる職場としての医療機関の4番目に「調剤薬局」が挙げられます。すでにお気づきのように、診療所のような小規模な医療機関で薬をもらうことは最近ほとんどなくなりました。医薬分業という医療の在りかたによって、処方箋を受け付ける「調剤薬局」がしばしば医療機関の近くに併設されているからです。

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これにより院外の薬剤師が「かかりつけの薬剤師」となって、特定の患者さんに服薬に関するアドバイスをすることが可能になっています。それはしばしば「お薬手帳」と呼ばれる患者用の管理簿が調剤薬局の窓口で提示されることからも理解できます。

この調剤薬局の医療事務で働く場合、処方箋にもとづいて患者個人の調剤履歴をパソコンに登録したり、レセプト作成などの業務が求められます。小規模な調剤薬局の場合は、掃除などの雑務も任されることがほとんどのようです。

その他の職場

以上4つの代表的な医療機関加えて、医療事務の資格や経験を生かせる職場には以下のようなものがあります。

  • 介護施設・・・介護保険適用サービスを提供している介護施設でも医療事務を専門とする職員が大いに必要とされています。
  • 健康保険組合・・・サラリーマン(被保険者)から保険料を徴収し、サラリーマンの医療費を医療機関に支払う保険者。
  • 支払基金・・・医療機関から提出されるレセプト(医療機関が保険者に請求するための診療報酬明細書)を審査する機関。
  • 国保連合・・・上記の「支払基金」は、健康保険組合に提出されるレセプトを審査する機関ですが、国保連合は自営業者が加入する国民健康保険から支払われるレセプトを審査する機関。
  • 医療事務関連のIT企業・・・医療現場は電子カルテやレセプト作成アプリなどによって、高度にコンピュータで管理する時代に突入しています。その需要に応えているのが、医療事務関のIT企業です。医療事務の資格や経験が生かせる仕事になっています。

以上のように、医療事務の資格をとると、職場がかなり増えることが分かりますね。


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